プレゼントにお花を贈るとき、皆さんはどんなことを考えますか?
大切な人へ贈るお花には、たくさんの想いが詰まっています。
感謝の気持ちや祝福、ときには悲しみが癒えるように‥と、お花を贈る数だけストーリーがあります。
その想いを込めながら、相手のイメージに合ったお花や、好きな花・思い出の花をあれこれ選ぶ時間は、楽しいものですよね。
そんなお花選びに欠かせないポイントの一つ、それは色。
色には、その色が持つイメージやパワー、心理的効果があります。
色を上手にプラスして、自分の気持ちをより深く伝えられたら素敵です。
ここでは、色ごとのイメージや効果、PRIMAOnlineで購入できるおすすめの商品をご紹介いたします。
ピンクの花
いつの時代も女性たちに圧倒的な人気の色、ピンク。
「優しさ」を象徴する色、ピンク。
ピンクには女性的なイメージがあり、人を和ませ、優しい気持ちにしてくれます。
バラやピオニー、桜など、ピンク色の花が多く咲く春を代表する色でもあり、ピンク色を見たり、身に着けたりすることで、幸せや愛情、可愛らしさを感じたり、心が安らいだりするのは、皆さん経験があるのではないでしょうか。
女性にとってはピンク色がもたらす幸福感が女性ホルモンの分泌を助け、血行が良くなり肌の調子が整うという、とても嬉しい美容効果も期待できるそう。
また、ピンクの補色であるグリーンは相性抜群で、互いに良い効果を与えてくれます。ピンクの花にグリーンの葉を合わせるのは、ごく自然であることが頷けますね。
フランスのルイ15世の愛妾だったポンパドゥール夫人がこよなく愛したセーブル焼きの青みがかったピンク色は、今でも「ローズ・ド・ポンパドゥール(ポンパドゥール・ピンク)」として親しまれています。
おすすめのピンクのアレンジメント
パープルの花
高貴な印象をもつ色、パープル。
「神秘的な力」を象徴する色、紫。
紫は赤と青を混ぜた色で、赤紫・青紫という色があるように、幅広い領域をもつカラーです。
暖色の赤と寒色の青という正反対の色が混ざっているため、両方の性質を持った魅力のある色でもあります。
パープルはその昔、大変貴重な色でした。古代ギリシャ・ローマ時代、紫の染料を1グラム得るためには数千、数万の貝が必要だったそうです。高価で身分の高い人のみが身に着けられる特別な色だったパープルは、現在でも華麗さや崇高さを放つ特別な色として浸透しています。
そんなパープルには、人の心にある悲しみや怒りという感情を癒す効果があると言われています。
気品を感じ、癒しの効果があるとされる紫色のお花を、寝室や落ち着きたい場所にそっと飾ってみてはいかがでしょうか。
敬意を込めて古希(70歳)・喜寿紫(77歳)にお祝いに、紫のお花を贈るのも素敵です。
補色の黄色と非常に相性が良く、紫・黄色・白の組み合わせで、メモリアルフラワーとしても重宝します。
おすすめのパープルのアレンジメント
レッドの花
情熱や愛情のイメージがある色、レッド。
「エネルギー」を象徴する色、赤。
赤は人の根源的なエネルギーに溢れていて、やる気や情熱、夢を掴む色といった印象を持ち合わせています。
気持ちを前向きにしてくれる赤は、他のどの色よりも強い刺激があり、スポーツで闘争心を駆り立てるなど、身につけるだけでアドレナリンの分泌を活発にさせる作用があるそうです。
五感のなかで視覚と関係が深いのも赤で、視界に飛び込んでくる赤は、人を惹きつける力があります。
発表会や講演会など、多くの人たちから注目を浴びるようなシーンに、赤いお花を飾ったら素敵ですね。
また、お祝いの色と言えば赤、というイメージもあるのではないでしょうか。
エネルギーに溢れた活発・アクティブな色なので贈り物にもぴったり。
誕生日や結婚祝い、母の日など女性へのプレゼントや、還暦のお祝いとしても多く利用されています。
おすすめのレッドのアレンジメント
イエローの花
周囲の人々を元気にしてくれる色、イエロー。
「ポジティブな力」を象徴する色、黄色。
黄色は光や太陽を連想させる、有彩色の中で一番明るい色と言われています。
ヒマワリやミモザ、レモンなどは、どれも元気で爽やかな印象で、人々を明るくしてくれる親しみのあるカラーです。
集中力や判断力、記憶力を高める効果も期待できるので、ワークスペースや書斎などにいかがでしょうか。
また、風水では西に黄色で金運が実るとされています。黄色のお花でお部屋を明るくしながら、嬉しい効果が期待できるかもしれませんね。
幸せな印象を与える黄色の花は「元気を出して」「がんばって」といった意味を込めた応援ギフトにもおすすめ。
人との関わりを積極的に行うコミュニケーションにも、黄色は力を貸してくれます。
太陽のように人に喜びや希望を与えてくれる黄色は、元気になれたり、やる気が出たり、毎日に彩りを与えてくれることでしょう。
おすすめのイエローのアレンジメント
ホワイトの花
清潔感があり、ピュアなイメージのホワイト。
「清潔感」を象徴する色、白。
どこまでも純粋な白。清楚でクリア、真新しさと未来を感じさせる白。
ウエディングドレスやブーケに象徴されるように、神聖な場所に相応しい厳粛なカラーです。
白には、浄化してくれるような、心をリセットしてくれる効果もあると言われています。
心を落ち着かせたい、気持ちを一新したい、そんなときに白のお花を飾ってみてはいかがでしょうか。
お供え物など仏時に使用されることから、お祝い事の贈り物やお見舞いの場合は、白一色だけではなく、差し色やグリーンと組み合わせたり、ラッピングなどで豪華さを演出するとよいでしょう。
また、白は無彩色ですが光を反射する最も明るい色です。他の色を引き立てたり、光の陰影や質感で何倍にも深みを出してくれる魅力的な色です。
プリマの得意とするスタイリッシュなアレンジメントには、白×グリーンの組み合わせが多く登場します。
おすすめのホワイトのアレンジメント
それぞれ魅力のある色について、紐解いてみました。
ご自身の想いを伝えるのにぴったりの色が見つかりましたか?
色の組み合わせを楽しんだり、ちょっとした遊び心も加えたりしながら、お花選びの参考になさってくださいね。
贈る側と貰う側、どちらも笑顔になるような、そんなお花が見つかりますように。